ピカソ「ヌード、観葉植物と胸像」90億円で最高-今年の美術品競売

世界の美術品オークションで落 札された高額品の総額が今年、前年の2倍以上に膨らんだ。高額品のオ ークション市場が金融危機の影響から立ち直ったことが背景にある。

ブルームバーグの算定によると、最も落札額の高かった10点の総 額は6億9860万ドル(約575億円)と、昨年の3億2610万ドルから 増加した。

20世紀の記念碑的芸術家の作品や歴史的な由緒のある中国の美術 品が世界各地のオークションで競って落札され、欧州の巨匠の作品の価 格をしのいだ。

サザビーズとクリスティーズ・インターナショナルのオークション では1201点に100万ドル以上の値が付き、そのうち75点は1000万 -1億650万ドルで落札された。上位3位は以下の通り。

1位:パブロ・ピカソが愛人マリー・テレーズ・ワルテルを描いた作品 「ヌード、観葉植物と胸像」(1932年)。クリスティーズが5月4日 にニューヨークで開いたオークションで、1億650万ドルで落札された。 オークションで販売された美術品価格としては過去最高を記録した。

2位:アルベルト・ジャコメッティのブロンズ像「歩く男Ⅰ」(1961 年)。サザビーズがロンドンで2月3日に開いたオークションで、この 芸術家としては最高の6500万ポンド(約82億3000万円)で落札。

3位:中国の18世紀の乾隆帝時代の磁器製の花瓶。ロンドン西部の競 売会社ベインブリッジズで11月11日に落札された。中国製美術品と しては過去最高の5160万ポンドだった。

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