アジア株:上昇、2年半ぶり高値圏-原油・金値上がりで商品関連高い

29日のアジア株式相場は上昇。 指標のMSCIアジア太平洋指数は前日に続き、2年半ぶり高値圏で の推移となった。原油と金相場の上昇を受け、商品関連銘柄が買われ た。

オーストラリア最大の産金会社、ニュークレスト・マイニングが 高い。28日のニューヨーク金先物相場は7週間で最大の値上がりと なった。海洋油田開発で中国最大手の中国海洋石油(CNOOC)も、 ニューヨーク原油先物相場が2年2カ月ぶりの高値付近で取引された ことを受け、香港市場で上昇。中国の石油・ガス最大手、ペトロチャ イナ(中国石油)も買われた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時27分現在、前日 比0.6%高の136.74。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下 がり銘柄数の割合は約3対1。日経平均株価の終値は前日比51円 91銭(0.5%)高の1万344円54銭。

ペンガナ・キャピタル(メルボルン)で運用に携わるティム・シ ュローダーズ氏は「アジア地域の株式相場は恐らく、新年入りするま でボックス圏相場となるだろう」と指摘。「欧州のソブリン債危機と 中国の一段の利上げをめぐる懸念は継続しており、来年1月の相場の 重しとなる可能性が高い」と語った。

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