Jフロント株反落、過度な業績上振れ期待が後退-事前観測に届かず

大手百貨店グループのJ.フロン トリテイリング株が一時、前日比2.6%安の447円と3日ぶりに反落。 きのう発表された3-11月連結営業利益は事前の日本経済新聞によ る観測や一部アナリスト予想などを下回ったことから、業績に対する 過度な期待が後退した。午前終値は1.7%安の451円。

28日に会社側が発表した3-11月営業利益は、前年同期比3.5% 増の92億8200万円だった。正式発表に先立つ21日付の日経新聞は、 売上高減少を少人数運営による経費削減で吸収した結果、同営業利益 が前年同期比6%増の95億円程度になったもようと報じていた。

ゴールドマン・サックス証券の河野祥アナリストは28日付リポー トで、「心斎橋店、工事で閉鎖面積が大きい梅田店、東京店の売り上げ が想定以上に苦戦」したと指摘。3-8月決算時点までの会社側の期 初計画に比べた超過分が消尽した点は想定以下とし、同証による今期 (2011年2月期)営業利益予想を219億円から200億円に引き下げた。

ブルームバーグ・データによるアナリストの今期営業利益予想の 平均値は203億円。会社側では今回、通期計画(190億円)を据え置 いている。

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