中国:手頃な住宅、計画以上の供給必要-ISI

中国当局は来年、国民にとって手 頃な住宅を1000万戸供給することを目標としているが、これは需要を 満たすには十分でなく、これを上回る住宅建設が必要になる可能性が ある。インターナショナル・ストラテジー・アンド・インベストメン ト・グループ(ISI)がこのように分析している。

温家宝首相は26日にラジオ番組で、2011年の手頃な住宅供給を 今年の目標580万戸のほぼ倍に増やし、不動産投機を抑制する追加措 置を導入すると述べていた。

ISIの中国調査担当ディレクター、ドナルド・ストラスハイム 氏は「過去10年で約2000万戸の需要が満たされずに放置されている」 と指摘した。

中国は今年、住宅価格抑制策の一環としてソーシャル・ハウジン グと呼ばれる手頃な住宅の供給を拡大した。来年の政策の基本方針を 設定する中央経済工作会議では、このような住宅の建設に重点が置か れ、地方政府にも公営賃貸住宅建設を柱とする独自の目標を設定する よう指示が出された。

温首相は10年の低コスト住宅の建設目標580万戸のうち370万戸 が既に完成したと発言した。ストラスハイム氏は、中国政府が来年の 目標の75%を達成すると予想し、ソーシャル・ハウジングの供給増が 経済成長率を最大0.2ポイント押し上げるとの見方を示した。

中国国際金融(CICC)の6月のリポートによると、中国の都 市部でソーシャル・ハウジングに暮らす世帯はわずか6%にとどまっ ている。

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