米フランクリン・ミント買収は詐欺-新オーナーが元経営陣を提訴

収集家向けコインや像などを販売 する米フランクリン・ミントの企業買収をめぐり、経営破綻寸前の会 社をつかまされたとして、買収側がフランクリン所有会社の元経営陣 らを相手取り、損賠賠償などを求める訴訟を27日、ニューヨーク州地 裁に起こした。

訴えたのは2009年にフランクリンを買収したJSSIキャピタ ル・エンタープライゼス。訴状によると、JSSIは売り手側の「実 態の不実表示と脱漏」に基づいて買収に至ったもので、詐欺行為に当 たると主張。「取引後に原告はだまされたことがわかった」と付け加え た。

ペンシルベニア州に本拠を置くフランクリン・ミントは米大統領 の肖像付きドル硬貨などのコイン・セットやミニカー、マリリン・モ ンローなどの著名女性の人形などを販売している。

JSSIが提訴したのは、買収当時にフランクリンの親会社モー ガン・ミントの会長を務めていたモーシェ・マラマッド氏、取締役だ ったサム・マラマッド氏、最高経営責任者(CEO)だったスティー ブン・シスカインド氏の3人。マラマッド氏に電話取材を試みたが返 事はなく、モーシェ・マラマッド氏とシスカインド氏には現時点では 連絡が取れていない。

JSSIは、損害賠償1260万ドル以上、買収時に引き取った400 万ドル相当の約束手形の取り消し、3人のうち2人に支払った197万 5000ドルの返還を請求している。

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