中国:11年のレアアース輸出許可枠第1弾、35%削減(訂正)

中国が28日公表した2011年の レアアース(希土類)輸出許可枠の第1弾は、今年の同枠に比べて 35%減少した。今回の措置により、スマートフォン(多機能携帯端末) やハイブリッド車、誘導ミサイルに使われるレアアースの世界的な供 給不足が進む恐れがある。

中国商務省の発表文によれば、11年の輸出許可枠第1弾は1万 4446トンで、31社に割り当てられる。以前公表された同省資料によ ると、今年の第1弾は2万2282トン、第2弾は7976トンだった。中 国政府は例年、輸出許可枠を2回に分けて公表する。

同省はこの日発表した別の文書で、政府当局は引き続き11年通 年の輸出許可枠を検討しており、第1弾の輸出許可枠から通年の輸出 枠を類推すべきではないと指摘した。

世界のレアアース供給は、中国が90%以上を占める。中国財政省 は今月、一部のレアアースについて輸出関税率を来年25%に引き上げ ると発表。トヨタ自動車の「プリウス」などハイブリッド車の電池に 使われるネオジムの暫定輸出関税率は15%で、これらが引き上げの対 象となる。

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