NY原油(28日):26カ月ぶり高値付近、米小売業者の売上増を好感

ニューヨーク原油先物相場は2 年2カ月ぶりの高値付近で取引された。米小売業者の今年の年末商戦 の売上高が5年ぶりの高い伸びとなったほか、米原油在庫の月間の減 少幅が2006年12月以来の最大になるとの予想が手掛かり。

米マスターカード・アドバイザーズの調査会社スペンディングパ ルスによれば、11月5日から12月24日までの小売売上高は前年同 期比5.5%増の5840億ドル(約47兆8400億円)。昨年は4.1%の 伸びだった。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査によると、原 油在庫は過去1年間で最長の4週連続で減少したとみられている。

エネルギー顧問会社、オイル・アウトルックス・アンド・オピニ オンズ(ヒューストン)のカール・ラリー社長は、「原油はバレル当 たり90ドル近辺にとどまっており、新年の100ドル突破を意識して いる」と指摘。「需要は上向きつつあり、今後数カ月には一段と増加 するだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前日 比49セント(0.54%)高の1バレル=91.49ドルで終了した。年初 からは15%の値上がり。

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