欧州株:小反発、出来高は今年の最低水準付近-アルカテルが高い

欧州株式相場は反発。前日は1 カ月ぶりの大幅安となっていた。ただ、この日の出来高は今年の最低 水準付近にとどまっている。

仏通信機器メーカー、アルカテル・ルーセントは上昇。同社は贈 賄疑惑をめぐる米国の刑事および民事捜査で和解した。オランダの人 材派遣会社ランスタッドも売上高の増加を手がかりに高い。ドイツの 太陽光発電用機器メーカー、ロス・アンド・ラウは下落。同社は今年 の売上高と利益見通しを達成できないと明らかにした。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%高の279.79で終了。前 日は0.8%下落していた。この日は英国とアイルランドの市場がクリ スマスの祝日で引き続き休場。ブルームバーグのデータによると、ユ ーロ・ストックス50指数の出来高は約4億3200万株と、今年の1日 平均である13億8000万株を下回った。

ヒポスイス・プライバトバンクのトーマス・スタッキ最高投資責 任者(CIO)は、「今週は出来高が低く、市場参加者も多くないた め、落ち着かない展開になるだろう」と指摘。「市場は1月最初の1、 2週間はかなり上昇し、それ以降は急速に勢いを失うだろう」と述べ た。

アルカテルが高い

アルカテル・ルーセントは1.9%高。コスタリカや台湾、ケニア での贈賄疑惑をめぐる捜査で、同社は1億3700万ドル(約110億円) を支払うことに同意した。

ランスタッドは0.7%高。オランダの人材派遣協会ABUがウェ ブサイトで発表したところによると、同国の人材派遣の売上高は増加 した。

ロス・アンド・ラウは11%安。同社は今年の売上高と利益が予想 に届かないとの見通しを示した。約1250万ユーロの評価損計上が影 響するという。

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