欧州債:独10年債が4日ぶり反発-仏GDPの下方修正で安全需要

欧州債市場ではドイツ10年債 相場が4営業日ぶりに反発。フランス経済の7-9月(第3四半期) の成長率が速報値から下方修正されたことで、安全資産としての独国 債の需要が高まった。

フランス国債も上昇。フランス国立統計経済研究所(INSEE) が28日発表した第3四半期の国内総生産(GDP)確定値は前期比

0.3%増と、11月12日公表の速報値(同0.4%増)から引き下げら れた。また米経済指標で住宅価格や消費者信頼感の低下が示されたこ とで、独国債は堅調に推移した。

HSBCホールディングスのアジア・太平洋金利調査部門責任者 アンドレ・ドシルバ氏(香港在勤)は、「経済情勢から、独国債の利 回りは比較的低い水準にとどまる可能性が高い」と指摘。「ドイツま ずまず好調な状況にあるが、ユーロ圏全体で考えると、経済成長は周 辺国の影響でかなり低迷するだろう」と述べた。

ロンドン時間午後4時29分現在、独10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.99%。同年債 (表面利率2.5%、2021年1月償還)価格は0.37ポイント上げて

95.85。仏10年債利回りは4bp下げて3.35%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE