台湾ドルが一時13年ぶり高値、引けにかけて上げ幅縮小-中銀が介入か

台湾ドルは28日、米ドルに対 して上昇し、13年ぶり高値を付けた。アジア一の高成長となってい る台湾に、さらに海外からの資金を流れ込むとの観測が広がった。

台湾ドルは取引終了直前に上げ幅を縮めた。2人のトレーダー が匿名を条件に述べたところによれば、中央銀行による台湾ドル売 り介入があったもよう。中銀は通常、こうした詳細について公表し ない。

27日遅く電子メールで配布された声明によれば、台湾ドルのノ ンデリバラブル・フォワード(NDF)とオプションについて当局 は、銀行による保有の上限を持ち高の20%と、現行の約33%から 引き下げる。

台北フォレックスによると、台湾ドルは0.1%高の1米ドル=

30.396台湾ドルで終了。一時は29.445台湾ドルと、1997年10 月以来の高値を記録した。台湾ドルの上昇率は10-12月(第4四 半期)に入り5.9%と、アジア通貨で最高。年初来では8.5%高と なっている。

台湾の7-9月(第3四半期)域内総生産(GDP)は前年同 期比9.8%増と、アジアの10大経済で最高の成長率。証券取引所 のデータによれば、海外投資家は台湾株を今年、92億米ドル(約 7600億円)買い越している。

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