人類最古の祖先のものか-イスラエルで発見の8本の歯めぐる研究調査

イスラエルのテルアビブの東に ある、古代の洞窟で見つかった8本の古い歯が人類最古の祖先につな がっているかもしれないとの研究調査が明らかになった。

調査を中心に進めたテルアビブ大学の研究者らによれば、これら の歯は、過去に南西アジアで見つかった「ヒト属」の大半よりも古い 時代のもので、30万-40万年前にさかのぼる。その特徴はネアンデ ルタール人(旧人)や現代人の祖先に直接結び付くものではないもの の、現生人類のホモ・サピエンスとの「強い共通性」があると学術誌 「アメリカン・ジャーナル・オブ・フィジカル・アンソロポロジー」 に掲載された報告書は指摘している。

研究者の1人、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のロルフ・ クアム教授(人類学)は、発見された歯がアフリカと欧州での進化と は別に発達した人類の大昔の直接の祖先のものだった可能性を挙げる。 同教授は歯の発見場所について、「非常に長期にわたり人類移動の岐 路であり、アフリカと欧州のちょうど外側に位置している」と説明し た。

ただ、8本のばらばらの歯の発見では、はっきりした答えを出す のは困難だとも教授は付け加えた。

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