10月の米住宅価格指数は前年同月比で1月以来の低下か-BN調査

10月の米住宅価格指数は低下し たと予想されている。来年に向けて米景気回復が加速する中でも、 住宅市場に弱さが残る兆候だとエコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、28日発表の全 米20都市対象とする10月のスタンダード・アンド・プアーズ(S &P)/ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比0.2%低下(17 社の予想中央値)と、前年比としては1月以来の低下が見込まれて いる。一方、12月の消費者信頼感指数は7カ月ぶりの高水準となっ たもようだ。

差し押さえ物件の今後の市場への大量供給は、住宅価格が来年 も下落圧力にさらされ、家計のリスクであることを意味する。ただ、 株価上昇や雇用市場の改善が悪影響を相殺する一因になり、今後も 信頼感の向上や支出増加を確実にするとみられている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ リ サーチ(ニューヨーク)のエコノミスト、ニール・ダッタ氏は「過 剰在庫が解消されるのに長い時間がかかり、それがさらなる価格押 し下げ圧力になる」と指摘。「消費者信頼感は回復してきているが、 急速な景気拡大が予想されているわけでない」と語った。

10月の住宅価格指数は午前9時に発表される。前月比では

0.6%低下(16社の予想中央値)したもよう。9月は同0.8%低下で、 2006年7月のピークからは29%低下だった。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表する12月の消 費者信頼感指数は56.4(60社の予想中央値)と、前月の54.1から 上昇する見通し。07年12月に終了した前回の景気拡大局面で、同 指数は平均96.8だった。

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