アジア株:もみ合い、日本の銀行株は上昇-中国の追加利上げを懸念

28日のアジア株式相場はもみ合 い。中国が25日に発表した利上げはインフレ抑制に不十分だとの懸念 が強まる一方で、みずほフィナンシャルグループ(FG)の塚本隆史社 長が、当面、国際規制に対応した増資は必要ないと述べたことで日本の 銀行株が上昇した。

クリスマス休暇明けに取引が再開された香港市場では、中国政府系 のチャイナ・リソーシズランド(華潤置地)が安い。中国婦人靴販売最 大手の百麗国際も売られた。一方、みずほFGは堅調。米年末商戦の売 上高が高い伸びになったことで、パナソニックも上昇した。

海通国際アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ダニー・ ヤン氏(香港在勤)は、「世界経済は回復しつつある。ただ、中国経済 は依然、抑制が不可能な状態で、過熱懸念がある」と指摘。一方で、 「銀行セクターが大きく下落するとはみていない。市場参加者は現在、 その収益性に注目しつつある」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時40分現在、前日比

0.2%高の135.69。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下がり 銘柄数の割合は約4対5。一時は同0.3%高となる場面もあった。この まま引ければ終値は2008年7月24日以来の高値となる。日経平均株 価の終値は前日比63円36銭(0.6%)安の1万292円63銭。

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