宝印刷株が続落、上場企業数減りIR資料の需要減退-大幅減益に一転

有価証券報告書などのディスクロ ージャー資料を手掛ける宝印刷の株価が前日比2.8%安の656円と続落 し、11月17日以来約1カ月半ぶりの低水準。上場企業数の減少に加え 企業のファイナンス案件も低調で、今期(2011年5月期)業績予想を 下方修正した。収益環境の厳しさを懸念した売りが出ている。

同社が27日の取引終了後に公表した業績予想修正によると、今期 の連結純利益は前期比53%減の3億4000万円に落ち込む見通し。前回 予想の同6.5%増の7億7000万円から、一転して大幅な減益計画とな った。

同社執行役員経理部長の若松宏明氏は有報や株主総会招集通知の受 注について、競合企業との価格競争が激しくなっていると説明、「企業 のコスト削減意識は強く、受注単価の下落は今後も続く」とみている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE