米年末商戦:売上高は前年比5.5%増、衣料と宝飾品が好調

米小売業者の今年の年末商戦 の売上高は前年同期比5.5%増加した。メーシーズやティファニー などで衣料品や宝飾品の販売が好調だったことから、5年ぶりの高 い伸びとなった。

全ての支払い方法による小売売上高を調査している米マスター カード・アドバイザーズの調査会社スペンディングパルスによれば、 11月5日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)は5840 億ドル(約47兆8400億円)に増加した。昨年は4.1%の伸びだ った。同統計にはインターネット経由の売上高も含まれている。

米雇用市場の回復に伴い消費者信頼感は改善しており、ブルー ミングデールなどの百貨店チェーンではコートなどが売れた。スペ ンディングパルスのバイスプレジデント、マイケル・マクナマラ氏 は、米国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の回復は来 年に向けて明るい兆候だと述べた。

同氏は「信頼感の向上で、消費のために貯蓄を取り崩す額が増 えている」と述べた上で、「小売業界の幅広い分野にわたって、好調 なシーズンだった。この勢いは増し、持続している」と語った。

同氏はまた、26、27の両日にはノースカロライナ州から北東 部のマサチューセッツ州に至る地域が寒波に見舞われたが、客足に 多少の影響が出た程度で、年末商戦全体が落ち込むことはないとの 見方を示した。

クリスマスまでの最後の1週間の駆け込み需要で、25日終了週 の既存店売上高は前年同期比で4.8%増と、4月以降で最大の伸び となった。米国際ショッピングセンター評議会(ICSC)とゴー ルドマン・サックス・グループが28日、週間チェーン店小売り統 計を発表した。30チェーン余りの売り上げデータをまとめるISC Sによれば、11、12月の売り上げの伸びは4%以上となる見込み。 従来は3.5-4%と見積もっていた。

また、マクナマラ氏によると、クリスマス前50日間の品目別 売り上げは、衣料品が11%増と最も高い伸びとなり、昨年の10倍 超のペースだった。宝飾品は8.4%増。

高級品の売上高は6.7%増(昨年は0.9%増)、家電製品は

1.2%増(同4.6%減)、家具は3.8%増(同2.2%減)。

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