マンデル教授:来年の米成長率は最大で2%-失業減に不十分

ノーベル経済学賞受賞者のロバー ト・マンデル米コロンビア大学教授は2011年の米経済成長率が最大 で2%にとどまり、失業を減らすのに必要な水準を下回るだろうとの 予想を明らかにした。

同教授は27日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「経済成長率が2%より良くなるとは予想していない」と言明。 さらに、「今回の金融危機で景気信頼感が損なわれ、景気の強力な追 い風になりそうな材料は近々何もない」と付け加えた。

過去70年で最悪のリセッション(景気後退)が09年6月に終わ って以来、5四半期の米成長率は平均で年率2.9%。こうした回復を 受けて、11月の失業率は9.8%と、ピークを付けた09年10月の

10.1%からは低下している。

マンデル教授(78)は、量的緩和として知られる米連邦準備制度 理事会(FRB)の非伝統的金融政策について、ドル高という望まし くない影響をもたらしたと指摘。FRBは、ドル高が経済に及ぼす影 響を考慮しないことに「無頓着」だと付け加えた。

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