【個別銘柄】不二越、資源株、アドテスト、宝印刷、ミニスト、東日銀

28日の日本株市場で株価変動材料 の出た銘柄の午前終値は以下の通り。

不二越(6474):前日比3.4%高の272円。新興国を中心に自動車 用軸受けなどの販売が想定より伸び、2010年11月期の連結経常利益は 65億円程度(前の期は50億円の赤字)と、従来予想を5億円ほど上回 った公算が大きい、と28日付の日本経済新聞朝刊が報じた。収益改善 を好感した買いが優勢。

資源関連:東燃ゼネラル石油(5012)が3.6%安の882円など。金 融引き締めによる中国経済の減速が懸念されるなか、資源需要の減少も 警戒され、石油や鉱業など資源関連株の一角が売られた。東証33業種 の下落率上位には、石油・石炭製品や鉱業が入っている。

宝印刷(7921):3.4%安の652円。企業のコスト削減意識の高ま りからディスクロージャー印刷が低迷、11年5月期の連結純利益予想 を従来比56%減の3億4000万円に下方修正した。収益環境の厳しさを 懸念した売りが出た。

ダイト(4577):19%高の936円とストップ高(制限値幅いっぱい の上昇)。政府による調剤報酬の改定などの政策を受けてジェネリック 市場が拡大しており、11年5月期の連結純利益予想を従来比19%増の 9億5000万円に上方修正した。良好な収益環境が確認され、買いが膨 らんだ。

サーラコーポレーション(2734):10%高の463円。持ち分法によ る投資利益など営業外収益の増加を受け、10年11月期の連結純利益は 従来予想比40%増の2億1000万円になったようだと発表した。好業績 を好感した買いが優勢。

東日本銀行(8536):4.1%高の180円と高値引け。4月28日 (181円)以来、8カ月ぶりの高値を付けた。同社は27日、01年に整 理回収機構を対象に発行した優先株式200億円を買い戻し、公的資金を 完済する計画を発表、経営状況の改善を評価する買いが先行した。

アンジェスMG(4563):8.2%高の12万2100円。塩野義製薬と 核酸医薬を使ったアトピー性皮膚炎の治療薬を共同開発するライセンス 契約を結んだと発表した。

ミニストップ(9946):3.4%高の1390円。三菱UFJモルガン・ スタンレー証券は27日、投資判断を「中立」から「アウトパフォー ム」、目標株価を1200円から1600円に引き上げた。

象印マホービン(7965):2.4%高の216円。「極め羽釜」炊飯ジ ャーなどが伸び、10年11月期の連結営業利益は前の期比50%増の18 億7100万円となった。11年11月期は前期比18%増の22億円を見込む ため、収益拡大基調が続くことが好感された。

日本トリム(6788):1.3%高の1818円。発行済み株式数の1.4% に当たる6万株、総額2億5000万円を上限に自己株式を取得すると発 表した。需給改善が期待された。

アドバンテスト(6857):1.9%安の1844円。DRAM価格の下落 などで主力の半導体テスタ市場の環境が悪化しており、野村証券の和田 木哲哉アナリストは27日付リポートで、足元の受注状況は厳しいと指 摘。半導体試験機器メーカーの米ベリジー買収についても、可能性が低 くなったとしている。

ユニー(8270):1.1%高の796円。プロ野球・中日ドラゴンズの セ・リーグ優勝記念セールの効果などで、3-11月の連結純損益が48 億円前後の黒字(前年同期は28億円の赤字)になったもよう、と28日 付の日本経済新聞朝刊が報じた。収益改善を受け買われた。

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