FRB:米国債購入6000億ドル超えも、QE3実施で-ラインハート氏

米連邦準備制度理事会(FRB) は、米国債の追加購入を来年6月までの方針として示した6000億ド ル(約50兆円)を上回る規模に拡大する可能性がある-。FRBの 元金融政策局長、ビンセント・ラインハート氏がこうした見方を示し た。

ラインハート氏はブルームバーグテレビジョンの番組「ストリー ト・スマート」のインタビューで、6000億ドル規模の量的緩和第2 弾(QE2)について、「FRBは外圧に屈したとみられたくないた め、QE2を完全にやり遂げる」と指摘。さらに「QE3実施の可能 性すらあると思う。失業率が9%を上回っている現状からして、実際 そうなるだろう」と語った。同氏は現在、アメリカン・エンタープラ イズ公共政策研究所(AEI)の研究員を務める。

FRBは今月14日、6000億ドル規模のQE2の方針をあらた めて示した。9.8%に達した失業率を下げ、インフレ率の低下を防ぐ ため、米景気刺激策は過去最大規模に上っている。バーナンキFRB 議長は実質ゼロ金利政策も継続している。

ラインハート氏は「来年いっぱい、FRBは短期金利を現行水準 に維持する」との見通しも示した。

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