米社債保証コスト上昇、中国の利上げ受け-CDS取引

27日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストは今月 17日以来の高水準となった。中国が成長ペース抑制を狙って利上げ を実施したことが手掛かり。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時52分(日本時間28日午前6時52分)現在、

0.23ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の85.87bp。

中国は25日、政策金利である1年物の貸出金利と預金金利をそ れぞれ0.25ポイント引き上げると発表した。利上げは10月以来で 今年2回目。

HSBCホールディングスの香港在勤エコノミスト、フレデリッ ク・ノイマン氏は27日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、「全てが示唆しているのは中国でインフレ期待が高まってい るということだ」と指摘。「政府は特に年明けの数カ月間に金融引き 締めに加え、一段の物価上昇を容認しないとのシグナルを送ることで、 措置を強化し、価格圧力の緩和を図るだろう」との見方を示した。

CMAによれば、米税務サービス最大手H&Rブロックの傘下で 同社の公募債の発行を全て手掛けるブロック・ファイナンシャルのC DSスプレッドはニューヨーク時間午後4時時点で598.1bpと、 23日の約535bpから上昇。米保険会社アメリカン・インターナシ ョナル・グループ(AIG)はほぼ変わらずの208.6bp。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE