台湾中銀:為替デリバティブ、銀行の利用制限を強化-投機抑制狙う

台湾中央銀行は、海外の投資家に よる投機的な為替取引を抑制するため、為替デリバティブ(金融派生 商品)の利用制限を強化する。

台湾中銀が27日遅く電子メールで公表した声明によると、中銀は 銀行が保有する台湾ドルのポジション全体に占めるノンデリバラブ ル・フォワード(NDF)とオプションの上限について、従来の3分 の1を20%に引き下げ、即日実施した。為替変動の業績への影響を避 けるために台湾企業が利用する先渡し(デリバラブル・フォワード) 取引は制限の対象から外す。

声明は「為替市場の秩序を維持し、海外からの投機資金が市場を かく乱するのを防ぐ」ことを意図したと説明している。

台湾ドルは米ドルに対して、過去1カ月で3.5%上昇し、アジア 通貨の中で最高の上昇率を記録。27日には一時、1米ドル=29.481 台湾ドルと、13年ぶりの高値を付けた。

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