ブラジル株:ボベスパ指数下落、国内や中国の追加引き締め観測で

27日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が4営業日ぶりに下落した。ブラジルや中国のイ ンフレ加速を受けて、追加の景気抑制策が講じられるとの懸念が広が った。

ブラジルのエコノミストらが2011年のインフレ率予想を3週連 続で上方修正したのが嫌気され、ガフィーザなど住宅建設株が下落し た。鉄鉱石生産のヴァーレは中国の利上げを受けて売られた。中国は 同社最大の輸出先。牛肉加工で世界最大手のJBSは6週間で最大の 値下がり。ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)への転換社 債売却の条件再交渉計画を受けて、株式の希薄化懸念が強まった。

ボベスパ指数は前営業日比1%安の67803.16で終了。同指数構 成銘柄のうち値下がりは56銘柄、値上がりは11銘柄。通貨レアル は0.3%高の1ドル=1.6859レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は、ブラジルでは「金利の問題が住宅建設株にとって大きな重 しとなっている」と述べた上で、「最大の材料は中国の利上げだった。 その影響で多少下落するだろうが、こうした措置は健全で必要なもの だ」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE