服役中のユコス元CEOに再び有罪判決、石油横領の罪で-弁護士

モスクワの地区裁判所は、ロシア 石油大手ユコスの元最高経営責任者(CEO)で服役中のミハイル・ ホドルコフスキー受刑者に石油横領の有罪判決を下した。この判決に ついて、欧米諸国の政府はロシアにおける法の支配をさらに弱めるも のだと懸念を示した。

ホドルコフスキー受刑者と元ビジネス・パートナーのプラトン・ レベデフ受刑者は2005年に脱税などで有罪判決を受けて服役中で、こ れに関連して追起訴されていた。両受刑者の弁護士が明らかにしたと ころによると、今週もしくはロシアの新年の祝日が終わる1月10日以 降に量刑を言い渡されるとみられ、服役期間はあと6年延長される可 能性がある。弁護団長は裁判所外で記者団に対し、有罪判決に控訴す る方針を示した。

ホドルコフスキー受刑者(47)は11年10月に刑期を終える予定 だった。かつてはロシア最大の富豪だったホドルコフスキー受刑者は 03年の逮捕について、当時のプーチン大統領への政治的反対に対する 報復だと非難していた。ロシア最大の石油輸出企業だったユコスは約 300億ドルの追徴課税を受けて経営破綻し、分割して売却された。プ ーチン氏はいかなる関与も否定している。

今回の判決に対し、米国とドイツ、英国の当局者は、ビジネスに とって公正な法的環境を確保するとしたロシアのコミットメントに対 する信頼を損なうと懸念を表明した。

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