NY原油(27日):反落、中国利上げで成長減速を懸念-91ドル

ニューヨーク原油先物相場は反 落。2年ぶり高値から下げた。中国が10月以降で2度目となる利上 げを実施したことから、世界最大のエネルギー消費国である同国の経 済成長が減速するとの懸念が強まった。

原油先物は前営業日まで5日続伸していた。中国人民銀行(中央 銀行)は25日、インフレを抑制するため1年物の貸出金利と預金金 利を0.25ポイント引き上げた。この日の原油相場は上昇する場面も あった。気温の低下と米北東部の暴風雪の影響で、ヒーティングオイ ル(暖房油)需要が拡大したことが背景。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー (コネティカット州ニューカナン)のピーター・ビューテル社長は、 「中国の利上げで経済成長が鈍化するとの見方が広がった」と指摘。 「これでエネルギー需要が落ち込む、もしくは少なくとも最近の相場 を押し上げてきた拡大見通しの下方修正につながる恐れがある」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前営 業日比51セント(0.56%)安の1バレル=91ドルで終了した。一 時は91.88ドルと、日中取引ベースでは2008年10月7日以来の高 値水準を付ける場面もあった。年初からは15%高。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE