欧州株:下落、中国の利上げで自動車株を中心に売り-銀行株も安い

欧州株式相場は下落。ストック ス欧州600指数は先週まで週間では4月以来最長の連続上昇となって いた。

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーとフォルクスワーゲン(V W)がいずれも下落。世界最大の自動車市場である中国は、過去2カ 月で2度目の利上げを実施した。スペインの銀行、バンキンテルを中 心に銀行株も安い。スペインの住宅ローン件数が落ち込んだことがき っかけ。

ストックス欧州600指数は前営業日比0.8%安の279.18で終 了。騰落比率は約1対4。同株価指数は先週まで週間ベースで4週連 続の上昇を記録、年初来では10%高となっている。欧州のソブリン 債危機についての懸念が根強い一方で、市場予想を上回る米経済指標 の発表が相次いだ。

ロンドン・キャピタル・グループのシニアディーラー、ザヒド・ マフムード氏(ロンドン在勤)は、「市場は買われ過ぎている可能性 があるため、年末までは一定の利益を確定する好機になると市場参加 者は考え始めている」と指摘。「中国では予想外の利上げが実施され、 ほかの国が来年追随するとの懸念も広がった」と述べた。

ダイムラーやVWが安い

ダイムラーは4.6%安。VWの優先株も4.8%値下がり。フラン スのプジョーシトロエングループは2.1%下落。

ストックス600の自動車・部品株指数は3.9%安と、業種別19 業種の値下がり率トップとなった。中国の北京市は先週、道路渋滞の 緩和策として乗用車の新規登録数を制限するなどの措置を導入した。

バンキンテルは4.3%安。スイスの国立統計研究所が発表した 10月の住宅ローン件数は24%減と、2009年4月以来の大幅な落ち 込みとなった。

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