欧州債:ドイツ国債が下落-債務危機対策の強化観測で安全需要が後退

欧州債市場ではドイツ10年債 が下落。域内の債務危機を抑えるため政策当局が対策を強化するとの 懸念が広がり、独国債への需要が後退した。先週は週間ベースで11月 5日以来の上昇となっていた。

独10年債利回りは一時、7カ月ぶり高水準付近を付けた。独国債 は先週、格付け会社フィッチ・レーティングスのポルトガル格下げで 逃避需要が高まったことから上昇していた。

WestLBの債券アナリスト、ミヒャエル・レスター氏(デュ ッセルドルフ在勤)は、「先週の上昇を受け、利益確定の動きが出て いるのかもしれない」と分析。「不透明感が強いため、投資家は様子 見姿勢を取っている」と述べた。

ロンドン時間午後3時54分現在、独10年債利回りは前営業日比 5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.03%。一時

3.06%と16日以来の高水準を付けた。同年債(表面利率2.5%、 2021年1月償還)価格は0.42ポイント下げて95.45。

同利回りは16日に3.08%と、4月29日以来の高水準に上昇し た。

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