【コラム】ゴールドマンCEOやアサンジ氏の新年の誓い-C・ボーム

新年に向けた誓いというのはえて して破られるものだが、それでもわれわれは毎年懲りずに、減量や禁 煙、酒量を減らす、家族と過ごす時間を増やす、転職する、ストレス とうまく付き合うなどの誓いを立てる。

有名人はどうなのだろう。われわれ一般人と同様に、ちょっとし た個人的な過ちを正すよう目指すのか、それとも個人の利害より国民 の幸せを優先し高い理想を掲げるのだろうか。

オバマ米大統領やバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議 長が2011年に向けてどんな新年の誓いを立てるかは想像するしかな い。いやいや、想像するのではなく、彼らに代わって誓いの文を書い てあげよう。

オバマ大統領:支持者には減税促進グループの会合に毎週出席す ることを約束。産業界には負担増の対象は別に見つけると約束。労動 組合には彼らをその身代わりの対象にはしないと約束する。

米証券取引委員会(SEC):何らかの不正に責任のある人なりグ ループなりを見つけて何らかの行動を取ると約束。

ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン 最高経営責任者(CEO):俳優ウォーレス・ショーンの物まねを完璧 にする。次に議会証言を求められたとき、信用されるようにするため だ。

バーナンキ議長

バーナンキ議長:住宅バブルの元凶は低金利ではなく規制の不備 だと、11年こそは国民に納得させることを決意。議長の幸運を祈ろう。

ガイトナー米財務長官:公職を去りゴールドマン・サックスに就 職する。そうすれば現実が国民の認識に追いつく。

ウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジ氏:内部告発サ イトで政府の機密情報の公開を続けると決意。代償として求めるのは 自身のプライバシーの保護だけだ。

ペイリン前アラスカ州知事:FRB議長の非公式のアドバイザー として雇われることを決意。800ページに上る「米国金融史」(ミルト ン・フリードマン、アンナ・シュワルツ共著)を読破することが前提 になる。

ウォール街のバンカー:従業員と配偶者(またはパートナー)向 けのセミナー「21世紀の企業倫理」に参加すると約束。カリフォルニ アのリッツカールトン・ラグナニゲルでの正月三が日のセミナーはも ういっぱいだが、2月開催のハワイ・ホノルルのハレクラニにはまだ 空きがある。

筆者:グリーンスパン前FRB議長の悪口を書かないと約束しま す(また、新年の決意が元日で破られてしまう-)。 (キャロリン・ボーム)

(キャロリン・ボーム氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニ ストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

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