仙谷官房長官:「たちあがれ日本」の連立参加に期待感-記者会見

仙谷由人官房長官は27日午前の定 例記者会見で、民主党が「たちあがれ日本」(代表・平沼赳夫元経済産 業相)に連立政権参加を打診したことを認めた上で、実現に期待感を 示した。

仙谷氏は「たちあがれ日本」の連立参加について「日本の置かれ た現状について非常に大きな危機感を共有できるかどうか、これは他 党すべてについて言える。そして日本の未来についてどのような展望 を持つことができるかどうかについても共有できれば、私はあらゆる 可能性はあると見ている」と語った。

また、連立打診について菅直人首相と相談したかどうか聞かれ、 「相談ということはないが、情報としては私のところへ少々のことは 入っている」と指摘。内閣改造の可能性については「当然のことなが ら連立ということであれば参加を求めることになるから、大きいか小 さいかは別として」と認めた。

「たちあがれ日本」は衆院が平沼氏のほか、与謝野馨共同代表(元 財務相)、園田博之元官房副長官の3人、参院が藤井孝男元運輸相、中 山恭子元拉致担当相、片山虎之助元総務相の3人で計6人の国会議員 が所属する少数政党。仮に連立が実現しても、参院で与党が過半数割 れしている「ねじれ国会」に変わりはない。

同党は27日昼、党本部で議員総会を開催し、連立政権入り問題に ついて協議する見通しだ。仙谷氏は「たちあがれ日本」内に連立参加 への慎重論があることについて「今の時点でとやかく言うことは差し 控えたい」と語った。

一方、菅首相(民主党代表)は24日夜、内閣記者会のインタビュ ーで「たちあがれ日本」への連立打診について「いろんな方といろん な形で意見交換をしているが、正式に何かを申し上げたということな ら、そういった形になっているとは承知していない」と述べるにとど めた。

ただ、首相は来年1月の通常国会召集前に野党との合意形成の土 台を作りたいかとの質問に対しては、「可能であれば、通常国会が始ま るまでにそういうものができればありがたい」と語っていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE