VCKWH株が2カ月ぶり安値、500人の希望退職者募集へ

JVC・ケンウッド・ホールディ ングスの株価が続落。一時、前営業日比4.7%安の282円を付け、10月 22日以来約2カ月ぶりの安値になった。傘下の日本ビクター社員を対 象に2011年3月末までに500人規模の早期希望退職者を募集すると24 日に発表、事業環境の厳しさが再認識され、売りが先行した。

立花証券の平野憲一執行役員は、人員削減が株価下落の原因とした うえで、課徴金問題やパナソニック傘下からの離脱報道などで「下げた 後に持ち合っていたところに、さらに悪材料が出たので底が抜けてしま った」と述べた。

VCKWHは5月28日と10月28日に公表した計画に沿って、企 業基盤の再構築に取り組んでいる。発表資料によると、ホームAV分野 は円高とアジアメーカーとの競合で販売が減少しており、ビクターのデ ィスプレー分野の生産・販売体制を縮小している。今回、国内の事業運 営体制なども見直すことにし、これに伴い人員を削減することとした。 今回の退職者募集による11年3月期業績予想への影響はない見込み。

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