原油100ドルに上昇、OPEC一部加盟国が予想-石油消費国は警戒

原油相場が2年ぶりの高値近辺 に上昇した影響について石油輸入国は警戒を強めている。石油輸出国機 構(OPEC)加盟国は相場がさらに上昇し1バレル当たり100ドル台 に乗せると予想している。

海江田万里経財相は24日、原油価格の上昇について、日本政府は よく注意をしなければいけないと表明。中国人民銀行(中央銀行)の胡 暁煉副総裁は、国内のインフレ圧力が高まっているとの見解を示した。

リビア国営石油会社(NOC)のショクリ・ガネム総裁らOPEC 閣僚は、原油相場が100ドルに達すると予想している。イランとベネズ エラも100ドルは正当な水準と指摘。一方、OPEC最大の輸出国であ るサウジアラビアは75ドル近辺が好ましいとの見方を示している。原 油相場は9月以降、この水準を上回っている。

英コンサルタント会社ペトロリアム・ポリシー・インテリジェンス のビル・ファレンプライス最高経営責任者(CEO)は「OPECにと っての問題は、価格がじりじりと上昇している点であることは明らかだ ろう」と指摘。「問題は新たな上昇相場に入っているのかどうかという ことと、現時点でそれが判明していないということだ。OPEC加盟国 が、この点について異議を唱えるとは思わない」と述べた。

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