米社債の発行額は来年10%減へ、保有現金の活用増で-バークレイズ

米国での社債の起債は来年 10%減の8100億ドル(約67兆円)になるとの見通しを、バー クレイズが示した。企業の間では、手元に積み上げた現金を買収 や自社株買いに充てる動きが増えると予想している。

同社アナリストのエリック・ミラー氏はリポートで、来年の 発行額のうち、償還期限を迎える社債のロールオーバーが3700 億ドルを占めると予想。M&A(合併・買収)や株主への支払い に充てるのは2350億ドルになるとみている。より詳細な情報を 得るため同氏に取材を試みているが、現時点で応答を得られてい ない。

ミラー氏はリポートで、「投資適格級の企業は現金保有を、 より従来水準に沿った規模へと減らし始めるだろう。現金の一部 をM&Aや自社株買いに使うケースもあるとみられ、全体的な借 り入れ必要額を抑える要因になるだろう」と指摘した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの米コーポ レート・マスター指数によれば、米国の投資適格級社債の米国債 に対する上乗せ利回りは23日に2ベーシスポイント(bp、1 bp= 0.01%)縮小し、166bpとなった。

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