日本の1人当たり名目GDPは世界16位、9年ぶりに上昇-内閣府

内閣府が24日午後発表した国民 経済計算確報によると、経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、 1人当たりの名目GDP(国内総生産)でみた日本の順位(ドルベー ス、2009年)は、前年の19位から16位に上昇した。順位が上がった のは9年ぶりで、円高に伴いドルベースの数字が膨らんだことも影響 した。

09年の1人当たりの日本のGDPは3万9530ドル。アイスラン ド、英国、イタリアの3カ国を上回った。日本のこれまでの最高順位 は1993年の2位。上位3カ国は前年と同様、1位ルクセンブルク、 2位ノルウェー、3位スイスが占めた。世界のGDPに占める日本の 比率は8.7%と前年の8.0%から上昇。3位の中国が前年の7.4%から

8.6%に拡大したが、日本が辛うじて世界第2位の地位を守った。

一方、2009年度の国民所得は339.2兆円と前年度から3.6%減と なり、2年連続のマイナス。雇用者報酬が前年度比3.6%減と3年連 続減ったほか、企業所得も同3.7%減と2年連続のマイナスとなった。

09年暦年の産業別GDP構成比では、製造業は17.6%と前年の

19.9%から縮小。低下幅2.3ポイントは少なくとも1980年以降で過去 最大となる。08年秋のリーマンショックで日本の自動車や電気機械な ど輸出型製造業が打撃を受けたことが背景にあると内閣府は分析して いる。

Editor: Norihiko Kosaka, Hitoshi Sugimoto

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