翌日物の加重平均金利、4年5カ月ぶり低水準-日銀の資金供給拡大で

24日の短期金融市場では、政策 金利である無担保コール翌日物の加重平均金利が約4年5カ月ぶりの低 水準を記録した。日本銀行が資金供給を拡大して金融緩和を強化してい るため、金融機関の資金調達意欲が弱まっている。

日銀が午後5時3分に公表したこの日の加重平均金利は前日比

0.4ベーシスポイント(bp)低下の0.079%と、日銀のゼロ金利政策 が解除される直前の2006年7月13日(0.058%)以来の水準になっ た。

市場の資金供給量を示すこの日の日銀当座預金残高は21兆8000 億円程度。20日には23兆円程度と約9カ月ぶりの水準まで引き上げ られ、その後も高水準が維持されている。

日銀の白川方明総裁は21日の会見で、当座預金残高に目標を設定 して金融調節を行っているわけではないとしながらも、「新たな金融緩 和措置を展開していくと資金供給そのものは当然増えていく。その結果 、当座預金残高も方向として増えていくことになる」と述べている。

日銀は10月5日の金融政策決定会合で、5兆円の資産買入基金を 創設すると同時に、政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標を 「0.1%前後」から「0-0.1%程度」に引き下げた。白川総裁は同日 の会見で、「一時的な下振れを明示的に許容する」と述べている。

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