経財相:税収上回る国債発行は尋常でない-原油上昇に注意

海江田万里経財相は24日午前の 閣議後会見で、同日夕に閣議決定される2011年度予算案に関連して、 新規国債発行額が税収を上回るのは尋常でないと述べる一方、早期の 景気回復を目指したいとの考えを示した。

経財相は具体的な予算の評価については言及を控えつつも、「国債 の発行額が税収を上回るのは尋常な姿ではない」と述べ、「1日も早く そういう姿を改めなければならない」と強調した。

ただ、足元では景気が「足踏み状態」となり、企業や国民が先行 き不安を持っている中で、「ぎりぎり来年度予算として、少しでも景気 が良くなるようにと脂汗を流しながら作った予算だ」との考えを示し た。

一方、原油価格が1バレル当たり91ドル台と、約2年ぶりの高値 をつけたことについては、自身が昨日ガソリンを給油したことを紹介 し、「かなり高くなっているということを実感したばかりだ。物価はい ろいろな要因で決まるが、よく注意をしなければいけない」と語った。

一方で、原油価格の動向は「1年を通じてみなければならない。 このままのすう勢が続くとかいうことではない」とも述べ、「もう少し 様子をみたい」と語った。政府が22日に閣議了解した11年度の政府 経済見通しでは、原油価格を1バレル当たり86.6ドルと想定した。

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