ゴールドマン、将来の業績に連動する賞与導入も-「重要な社員」対象に

【記者:Bradley Keoun】

12月24日(ブルームバーグ):米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループは、株価動向に加えて将来の業績に連動する賞与を支給 する可能性を明らかにした。

ゴールドマンは23日提出した監督当局への届け出で、こうした 賞与は「重要な社員」が対象で、収入や純利益、収益性の目安となる 株主資本利益率(ROE)を含むさまざまな財務尺度に連動したもの になりそうだと説明した。賞与は現金や証券、その他の株式関連で構 成され、支給の中止または返還請求を認める条項を伴うもようだ。

広報担当スティーブン・コーエン氏は今回の計画について、「報 酬委員会がインセンティブ報酬を長期パフォーマンスに一段と連動さ せる手段として利用する可能性がある」と説明した。支給額について は、賞与はまだ決定してはいないとして言及を控えた。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻や政府救済を招い た金融危機を受け、当局は主力社員による過剰なリスクテークを阻止 する形の報酬パッケージの導入を金融機関に要求。大半の企業は、現 金支給より株式の繰り延べ支給を重視することで対応してきている。

ゴールドマンは届出書で、「インセンティブ報酬の仕組みがバラ ンスの取れたものとなり、同社の安全性と健全性に沿うこと」が新し いプログラムの狙いだと説明。「軽率なリスクテーク」を煽るもので はないと指摘している。

届出書によると、こうした賞与の対象者は取締役会の報酬委員会 が選定する。具体的な対象者名は挙げていない。

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