ブランチフラワー氏:11年のユーロ圏は「ひび割れ」も、離脱国リスク

米ダートマス大学の経済学教授 でイングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の元委 員、デービッド・ブランチフラワー氏は、ユーロ圏では来年、加盟国 の脱退リスクが存在すると指摘した。

ブランチフラワー氏は23日、ブルームバーグテレビジョンの番 組「インビジネス」で、マーガレット・ブレナン司会者がユーロ圏の 2011年の展望を尋ねたのに対し、「ユーロは存在し続けるだろう」と 回答。その上で「問題なのは、1カ国あるいはそれ以上の加盟国が自 発的または強制的に離脱となるかどうかという点だ。アイルランドと スペイン、ポルトガル、ギリシャと同席させられていれば、『なぜ、 この通貨同盟に固執しているのだろう。どんな得があると言うのか』 と自問自答するのは当然だ」と指摘した。

「このひびは極めて深刻と見られ、またユーロ圏全体にはストレ スが掛かり続けている」とし、「ドイツの出方が問題だ。とどまるこ との利益が安価な通貨というプラス面だけという中で、ドイツは今後 も他の加盟国を支援し続けようとするだろうか。ドイツが降りれば、 ひび割れ状態となろう」と語った。

ブランチフラワー氏は、コラムニストとしてブルームバーグニュ ースに寄稿している。

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