米MBIAの社債保証コスト、ほぼ変わらず-クレジットデリバティブ

23日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米金融保証会社(モノライン)MBI Aの社債保証コストがほぼ変わらず。米格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)による格下げといった悪材料が出たものの、 米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)を相手取った訴訟での有利な 展開がプラスとなった。

S&Pは22日、「大幅に高まった」損失の見通しと、事業分割差 し止めを求める訴訟をめぐる不透明感を理由に、MBIAの格付けを 引き下げた。一方、MBIAがBOAを相手取り、住宅ローン担保証 券(MBS)210億ドル(約1兆7400億円)相当の保証契約をめぐり 不正な誘導があったとして証券の買い戻しを求めている訴訟では、ニ ューヨーク州の裁判所がMBIAの統計的サンプリング採用を認める 判断を下した。BOAはそれを阻止することを目指していた。

CMAのデータによれば、MBIAの社債保証料の前払い部分は

17.5%と前日比0.5ポイント上昇。これは社債1000万ドルに対する5 年間の保証料として、年間50万ドル(5%)に加え、当初に175万ド ルが必要なことを意味する。MBIAの債券保証部門、MBIAイン シュアランスは前払い部分が変わらずの57%。21日の55.6%は上回 っている。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後3時53分(日本時間24日午前5時53分)現在、0.8 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の85.6bp。

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