トヨタ:和解金額が公になったことは遺憾-米加州のレクサス事故で

トヨタ自動車の「レクサス」の速 度が制御不能となり、乗っていた米カリフォルニア州ハイウエー警察 隊員が家族3人と共に死亡した事故をめぐり、トヨタは遺族と法廷外 で合意した和解金額が公になったことは遺憾だと表明した。

米紙ロサンゼルス・タイムズは23日、ハイウエー警察隊員のマー ク・セイラーさんにレクサス「ES350」セダンを貸していたディーラー の弁護士の発言を引用し、トヨタは1000万ドル(約8億3000万円) を支払うことに同意したと報じた。ボブ・ベーカー・レクサスの代理 人、ラリー・ウィリス弁護士に電話と電子メールで取材を試みたが返 答はなかった。

当事者に和解条件について発言するのを禁じる口外禁止命令は 22日に失効した。和解条件はロサンゼルスの州裁判所判事の承認が必 要。

トヨタは電子メールを通じて23日に配布した発表資料で、「望ま ない寄付の要請などから家族を守り、現在の困難な時期から前に進め るよう、これら当事者は金額を非公表とすることで合意していた」と 述べ、「ベーカー氏はセイラーさんの家族と依然係争中であり、注目を 自分のディーラーからそらすため和解金額の公表を望んでいることは 明らかだ」と指摘した。

セイラーさん(45、当時)は妻、13歳の娘、義理の兄弟と共に2009 年8月28日に事故死した。乗っていたレクサスは、セイラーさんが自 分の車を点検に出していた間に借りていたものだった。

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