11月の米個人消費・所得:伸びが鈍化、物価は低位安定

米国の個人消費と個人所得は 11月にいずれも増加したものの、伸びは鈍化した。

米商務省が発表した11月の個人消費支出(PCE)は前月比

0.4%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値は

0.5%増だった。前月は0.7%増(速報は0.4%増)に上方修正さ れた。インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比0.3%増と、前月 の0.5%増を0.2ポイント下回った。

11月の個人所得は前月比0.3%の増加(前月0.4%増)。エ コノミスト予想は0.2%増だった。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコノミスト、 ザック・パンドル氏(ニューヨーク在勤)は、「労働市場の改善や消 費者信頼感の上昇、信用状況の緩和で、ホリデーシーズン前に消費が 押し上げられた」と指摘。「ただ、このペースでの消費が持続するに はより大きな所得の伸びが必要になるだろう」と述べた。

11月の賃金・給与は前月比0.1%増に伸びが鈍化した。前月は

0.5%増だった。インフレ調整後の可処分所得は0.2%増と前月と同 率の伸び、同項目は前年同月比で2.4%増えた。貯蓄率は5.3%と、 前月の5.4%から低下した。

米金融当局の注目する食品と燃料を除くPCEコア価格指数 は0.1%上昇。前年比では2カ月連続で0.8%上昇となり、統計開 始以来の最も低い伸びにとどまった。

リックしてご覧ください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE