香港株(23日):反落、中国の不動産投資規制が重し-利豊は高い

香港株式相場は反落。中国当局 の不動産投資規制の強化が重しとなり、米経済成長率が当初見積もり 以上となった好影響を打ち消した。指標のハンセン指数は引けにかけ て一時の上げを失った。

中国政府系の不動産会社、中国海外発展(688 HK)は1.4%安。 中国商務省が一部外資による不動産投資の承認を停止するよう地方当 局に命じたことが嫌気された。当局は投機抑制を図っている。

一方、米ウォルマート・ストアーズなどに商品を納める香港の輸 出業者、リー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は2.3%高。米商 務省が22日に発表した2010年第3四半期(7-9月)の同国国内 総生産(GDP)確定値は前期比年率2.6%増と、改定値の2.5%増 から上方修正された。

この日上場した中国の建設重機メーカー、長沙中聯重工科技発展 (1157 HK)は8%高で初日の取引を終えた。中国銀行(3988 HK) は1.2%安。中国建設銀行(939 HK)は0.7%安。一方、中国の石 油最大手、ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は0.4%高で引け た。

ハンセン指数は前日比142.22ポイント(0.6%)安の22902.97 で終了。一時は0.5%高まで上げていた。ハンセン中国企業株(H株) 指数は同0.8%安の12516.52。

信達国際の調査ディレクター、キャスター・パン氏(香港在勤) は「米経済見通しが当面、明るさを増す兆候があるのは相場にプラス だが、どの程度長続きするかは疑問だ」と述べた。また、中国につい て「一段の政策引き締めがいつあってもおかしくない」とし、不動産 株への売り圧力があると指摘した。

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