バーナンキFRB議長、MMF格付けの批判論者に賛同-書簡を送付

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は、どのマネー・マーケット・ファンド(MMF)が 親会社から救済を受けるかをめぐり金融危機時に投資家間に広がった 観測について、計2兆7900億ドル(約233兆円)を運用するMMF業 界の安定を脅かしかねないとの認識を示した。

バーナンキ議長は、シカゴのコンサルティング会社トレジャリ ー・ストラテジーズのパートナー、アンソニー・J・カーファング氏 に宛てた9日付書簡で、MMFが救済されるかどうかの観測を強める 市場動向は「懸念」の対象であり、予定される業界の改革の中で支援 体制についての対応がなされるべきだとの考えを示した。

カーファング氏は、MMF格付けには損失発生時の親会社による 支援の公算を考慮すべきだとするムーディーズの提案を11月に批判 した人物。同氏への書簡でバーナンキ議長は、ムーディーズ提案への 意見を米証券取引委員会(SEC)に提示するようカーファング氏に 促している。

同氏は22日のインタビューで、「議長は見解を表に出したいのだ ろうが、直接はしたくないのだろう」と語った。

FRBの報道官はバーナンキ議長が書簡を送った事実は確認した が、コメントは控えた。

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