ブラジル株(22日):続伸、銀行株高い-利上げ懸念で小売銘柄は下落

22日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続伸。中央銀行がインフレ抑制を目的とした「短 期的」な利上げの必要性を指摘して小売銘柄が下げたものの、銀行株 の上げで指数全体は上昇した。

MSCIの10業種指数でこの日に最も上げたのは金融株指数。米 資産運用会社ブラックロックのポートフォリオマネジャー、ウィル・ ランダース氏がブラジルで最も投資妙味のある業種の一つに銀行を挙 げたことから、バンコ・サンタンデール・ブラジルなどが高い。一方、 ブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン・グルーポ・パン・ジ・アス ーカルを中心に小売銘柄は下げた。ブラジル中銀が来年のインフレ見 通しを引き上げたことで、利上げ観測が強まったためだ。

INGインベストメント・マネジメントで新興市場ファンドを運 用するエリック・コンラッズ氏は「能力を上回るペースで経済成長し ているので、供給が需要に追い付かない」と指摘。「ブラジルは発展し ており、その副作用の一つがインフレだ。よくあることだ」と述べた。

ボベスパ指数は前日比0.4%高の68470.76で終了。一時は0.7% 下げていた。同指数構成銘柄で値上がりは31、値下がりは35。通貨レ アルは0.3%安の1ドル=1.7003レアル。

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