即日退社の英ICAP元従業員、追加賠償の必要なし-香港の裁判所

インターバンク・ブローカー最 大手の英ICAPが元従業員2人に対し、通知期間の満了を待たずに 即日退社した損害の賠償金として3290万香港ドル(約3億5000万 円)の追加支払いを求めていた訴訟で、香港の裁判所はICAPの要 求を退けた。

第一審裁判所のサクラニ判事は22日、元ICAPの香港株式デス ク責任者エレイン・チャン、責任者代理のポール・クォクの両氏につ いて、在籍していた場合に受け取ったと予想されるボーナスに相当す る賠償金をICAPに支払う必要はないとの判断を下した。

チャン、クォク両氏は日短キャピタル・アジアに入社するため、 2006年11月にICAPを退社。規定によれば2008年1月まで勤務 を続けなくてはならなかったが、その免除と引き換えに合わせて500 万香港ドルをICAPに支払った。判決によると、ボーナスは賃金と してみなされないため、ICAPは元従業員がボーナスとして受け取 ったと予想される額の支払いを受けることはできない。

ICAPの広報担当マイク・シェアード氏は、「上訴については 姿勢を留保する」とのコメントを電子メールで発表した。

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