欧州株:3日続伸、2年3カ月ぶり高値-ARMやエルメスに買い

欧州株式相場は3日続伸し、 2年3カ月ぶり高値を付けた。米国の7-9月(第3四半期)国内総 生産(GDP)確定値が上方修正されたほか、企業買収の動きの活発 化からエルメス・インターナショナルやアケル・ソリューションズな どの銘柄が買われた。

英半導体設計会社ARMホールディングスが高い。米マイクロソ フトが、ARMの技術に対応する基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」 のバージョンを発表するとの見方が買いにつながった。仏高級ブラン ドのエルメスも上昇。仏同業のLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィ トンがエルメス株の保有比率を引き上げたことが好感された。

ノルウェーのエンジニアリング会社、アケルは4.3%高。米同業 のジェイコブズ・エンジニアリング・グループがアケルの一部事業買 収で合意したことが手掛かりとなった。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%高の281.45で終了した。 年初来では11%高。業績改善に加え、欧州連合(EU)によるギリシ ャとアイルランドの救済、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺 激策として6000億ドル相当の国債買い入れの方針を示したことが背 景にある。

バークレイズ・ウエルスの投資戦略部門責任者、ケビン・ガー ディナー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「人々 は、欧州と米国の企業でさえ実際にはかなり収益性があることを忘れ ている。株価は極めて割安に放置されているようにみえる」と指摘。「景 気に敏感なセクターや資本財、テクノロジーは極めて好調となるだろ う」と述べ、来年に「株式相場が再び大幅上昇する余地がかなりある」 と続けた。

22日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が上昇。 米商務省が同日発表した第3四半期の実質GDP確定値は前期比年率

2.6%増と、改定値の2.5%増から上方修正された。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は2.8%増だった。

ARMは9.1%上昇し、2001年以来の高値を付けた。エルメス は2.3%高。LVMHのエルメス株の保有比率は20%強と、10月時 点の17.1%から高まった。

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