カナダ経済:回復鈍化で追加刺激必要に、対応余地は十分-IMF報告

国際通貨基金(IMF)は、 カナダの景気回復ペースが鈍化しつつあると指摘した上で、当局者は 追加の刺激策を迫られる可能性があるとの認識を示した。

IMF理事会は22日付のリポートで、カナダの2011年の成長 率を2.3%と予想。今年の3%から減速するとの見通しを明らかにし た。IMFの予想はカナダ銀行(中央銀行)の直近の予測と一致する。

IMFは「リスクは高まっている。家計の高い負債水準が国内の 主なリスクで、米経済見通しの悪化が国外では最大のリスクだ」と指 摘した。

カナダ中銀は7日、政策金利を1%で据え置き、下半期に貿易の 伸びが鈍化したとの見解を示した。ハーパー首相は世界の景気回復が 脆弱(ぜいじゃく)であることを理由に、建設計画への財政支出を7 カ月間延長した。

IMFは支出延長を歓迎した上で、「下振れリスクが顕在化して も、財政には対処するだけの余地が十分にある」と記述。カナダ中銀 も「必要とあれば刺激策を講じる余地がある」と指摘した。

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