ギリシャなど欧州高債務国の国債保証コストが上昇-格下げを警戒

22日のクレジット・デフォ ルト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャを中心に欧州の高債務 国の国債を保証するコストが上昇した。格付け会社フィッチ・レー ティングスがギリシャの格付けをジャンク級(投機的格付け)に引 き下げる可能性を示唆したことに反応した。

CMAによると、ギリシャ国債のCDSスプレッドは16.5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し986bpと、4 週間ぶり高水準となった。西欧諸国の国債15銘柄のCDSスプレ ッドで構成するマークイットiTraxx・SovX西欧指数は

2.5bp上昇の202.5bp。11月30日に付けた終値ベースの最 高を上回った。

フィッチは21日、ギリシャの財政の維持可能性について見直 しを実施した結果、6週間以内に同国格付けをジャンク級に引き下 げる可能性があると発表した。

ポルトガル国債のCDSスプレッドは9bp上昇し492bp と、月初来の最高。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは前 日、ポルトガル格下げの可能性を示唆した。アイルランド国債のC DSスプレッドは6bp上昇の595bp、スペイン国債について は4.5bp上昇し345bpとなった。

CDSスプレッド1bpは5年間の債務1000万ユーロに対 する年間保証料1000ユーロを意味する。

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