7-9月の英GDP確定値、前期比0.7%増-下方修正

英国の7-9月(第3四半期) 国内総生産(GDP)確定値は、改定値から下方修正された。景気と インフレ見通しを背景に、今月のイングランド銀行(英中央銀行)金 融政策委員会(MPC)では引き続き意見が分かれた。

英政府統計局(ONS)が22日発表した7-9月期GDP確定 値は前期比0.7%増となった。改定値は0.8%増だった。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト22人の調査中央値でも0.8%増が見込 まれていた。確定値は前年同期比では2.7%増と、これも改定値 (2.8%増)から引き下げられた。製造業や建設、企業向けサービス が下向き改定の要因だった。

4-6月(第2四半期)GDPは前期比1.1%増(改定前=1.2% 増)に下方修正された。

イングランド銀が同日公表した9日に開催されたMPCの議事 録によると、政策金利と資産買い取りプログラムをめぐる判断が3カ 月連続で3方向に分かれた。政府が戦後最大の予算削減の実施してい るほか、ユーロ圏債務危機に伴うリスクへの警戒感も示され、英国の 経済成長は鈍化する恐れがある。

ドイツ銀行のエコノミスト、ジョージ・バックリー氏(ロンドン 在勤は、「景気回復は軌道に乗っており、若干の修正で損なわれるこ とはないとみている」と述べた上で、「だが、消費者が節約すること から、来年は多少ながらリスクがある。回復は続くだろうが、歳出削 減に対する消費者の反応を見る必要がある」と続けた。

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