来年は「政治が経済を凌駕する」、米欧中の共通テーマに―運用担当者

【記者:Rodney Jefferson】

12月22日(ブルームバーグ):中国の金融政策を占うにしても米 政府の財政を懸念するにしても、またスペイン国債の価値を評価する にしても、来年確実だと言えることが一つある。英スコットランドの エディンバラを拠点とするストラテジストらが声をそろえて指摘する のは、「政治が経済を凌駕(りょうが)する」年になるということだ。

エディンバラのファンドマネジャーらは、配当や金利、賃貸料か ら最大の利益が得られる株式や社債、商業用不動産に投資している。 彼らは資金を投じる市場が来年、経済の動向よりも金融・財政政策に 関する政府の行動に左右されると考えている。

ブルームバーグのエディンバラ支局で先週開かれた3人の投資家 のラウンドテーブル会合で、スタンダード・ライフ・インベストメン ツの戦略責任者、アンドルー・ミリガン氏は「政治家らはゲームに大 いに一段と力を入れる必要がある。さもなければ、1月ないし2月、 3月、4月までのある時点で、市場が真に懸念する何か大きな問題が 発生するだろう」と警告した。

エーゴン・アセット・マネジメントの戦略責任者、ビル・ディニ ング氏も「リスクをめぐる共通のテーマの一つは、その多くが政治的 だという点だ」と指摘。「われわれは欧州の解決策が政治的なものであ ることを承知している。中国では無条件に政治が物を言う」と述べた。

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