海江田経財相:首相が景気対応検討チームの設置を指示

海江田万里経済財政担当相は22 日午後、月例経済報告等関係閣僚会議と臨時閣議後の記者会見で、菅 直人首相から「景気対応検討チーム」の設置指示を受けたことを明ら かにした。景気の足踏み状態が続いていることについては「1日も早 く脱却しなければならない」と述べた。

経済相によると、首相は月例経済報告会議の席上、今年10-12 月期の国内総生産(GDP)について、7-9月期の高成長の反動減 が出る可能性を懸念。その上で、景気対応検討チームを設置し、これ までの経済対策の効果を早期に引き出すため、経財相の陣頭指揮で景 気動向をきめ細かく点検するよう指示したという。

経財相は、同チームの設置について、関係省庁の副大臣クラスで 構成し、年内にも初会合を開く意向を示した。

一方、12月の月例経済報告に関して海江田経財相は「3カ月続い て足踏み状態なので、ここから1日も早く脱却しなければならない」 と強調。1-3月期に向け、今年度補正予算でまとめた対策を着実に 実行することが重要だとの認識を示した。また、現在作業中の来年度 予算と関連法案が年度内に成立することが「踊り場状況を抜け出すの に一番大切だ」と強調した。

経財相は来年度の経済成長見通しに関連して、政策効果だけでな く成長戦略の効果も発揮する「新しい成長元年と捉えられる」と指摘。 法人税率の5%引き下げがGDPに及ぼす効果について、具体的な数 字が固まっていないとしながらも「何らかの形で成長に寄与する」と 述べた。

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