英住宅価格は2011年に下げ止まりへ、供給不足で-RICS

英住宅価格は2011年に入ってか らも下落が続くが、その後、供給不足を背景に価格は「安定」に向か うとの予想を、英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が示した。

RICSは22日発表した資料で、複数の指標が「値下がりのトレ ンドが来春には安定する方向を示しており、価格は実際、来年末まで に再びじりじり上昇し始めるだろう」と指摘。11年10-12月(第4 四半期)の住宅価格は現状を2%下回る水準にとどまる見通しだ。

銀行が融資を抑制し、国民が財政赤字縮小に向けた政府の歳出削 減と増税に備える中で住宅需要は低迷している。RICSは、緊縮財 政の影響が予想を超える「リスク」はあるものの、「こうした状況にな っても、新たな供給の不足に伴い下落率が5%を大幅に上回ることは なさそうだ」と分析している。

RICSはまた、イングランド銀行(英中央銀行)の与信に関す る調査を引用し、住宅ローンの利用条件が来年初めに緩和すると考え る「理由はほとんどない」と指摘。同時に、英中銀による流動性プロ グラムの一部終了に伴い、金融機関の借り換えがコスト上昇につなが る可能性があり、「それが恐らく借り手に転嫁される公算が大きい」と みている。

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