イオンモル株急騰し09年8月来高値、テナント収入伸び増益

イオン系のショッピングセンター (SC)開発会社イオンモール株が3日続伸。運営するSCのテナント からの賃料収入が伸びたほか、コスト削減も寄与し、3-11月の連結 業績は増収増益を確保した。堅調な収益が評価されて前日比8.4%高の 2300円と、2009年8月26日以来、約1年4カ月ぶりの高値を付けた。

同社が21日発表した3-11月連結決算は、売上高が前年同期比

4.5%増の1066億円、純利益は同6.6%増の157億円だった。グループ が運営するSCに出店しているテナント約2万3000店舗での一斉セー ルが奏功し、既存SCの専門店売り上げは5.3%伸びた。前期末に

0.7%だった空床率は、11月末には目標とする0.5%に改善し、賃料収 入の増加につながった。

経営企画部IRグループの福田晋氏によると、既存SCの賃料収入 は「固定部分が55%で、残り45%がテナントの収益に応じた歩合」。 また、稼働1年未満の新規SCでは、「映画館や診療所、行政サービス など多機能化を進めたことで、集客力が増している」という。

今通期(11年2月期)の連結業績計画は売上高が前期比5.8%増の 1470億円、純利益は同0.9%増の220億円。3-11月業績の通期計画 に対する進ちょく率は、売上高が72%、純利益は71%で、「ほぼ計画 通りの推移」と、福田氏は話していた。

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